三重県志摩市の波切(なきり)の岬に立つ、白亜の灯台「大王崎灯台(正式名称:大王埼灯台)」。
大王崎灯台は、全国でも数少ない「登れる灯台」のひとつです。また、公益社団法人燈光会の「日本の灯台50選」にも選ばれており、志摩を代表する灯台スポットとして知られています。
灯台の上からは太平洋を望む絶景が広がり、波切の港町らしい風景や、昔ながらの坂道・路地の雰囲気もあわせて楽しめます。
一方で、実際に行こうとすると気になるのが、「駐車場は無料なのか」「一番近い駐車場はどこか」「車なしでも行けるのか」「参観料金や営業時間はどうなっているのか」といった現地情報です。
この記事では、大王崎灯台の駐車場・アクセス・料金・見どころに加えて、周辺のランチ、干物、真珠店、港町散策の楽しみ方までまとめて解説します。
- 🚗 駐車場:大王崎灯台に近い駐車場の場所、料金、無料駐車場を探す前に知っておきたい注意点
- 🚌 行き方:車・バス・タクシーでのアクセス方法と、現地で迷いやすいポイント
- 💰 料金・営業時間:灯台の参観寄付金、参観時間、昼休業など事前に確認したい情報
- 🗼 見どころ:登れる灯台ならではの絶景、波切の港町風景、写真を撮りたい場所
- 🐟 周辺情報:ランチ、干物、真珠店、ロケ地としての雰囲気まで含めた楽しみ方

大王崎灯台は、絶景だけでなく、駐車場やアクセス、参観時間を事前に把握しておくことで満足度が大きく変わるスポットです。
この記事を読めば、初めて大王崎灯台を訪れる方でも、現地で迷わず、波切らしい港町散策まで含めて楽しみやすくなります。
大王崎灯台の駐車場は無料?定番の駐車場と料金を解説

大王崎灯台へ車で向かう際、一番気になるのが駐車場の場所と料金です。「できれば無料で停めたい…」と思う方も多いかもしれませんが、現地で迷わずスムーズに観光するためのリアルな駐車場事情を解説します。
大王崎乗用車有料駐車場の場所と料金の確認ポイント
灯台へ向かう観光客にとって定番で分かりやすいのが、市営の「大王崎乗用車有料駐車場」です。また、灯台の周辺には民間の有料駐車場もいくつか点在しています。
一般的な駐車料金の相場は普通車で1回300円〜500円程度ですが、利用する駐車場やシーズンによって変動することがあります。
駐車場料金は時期や駐車場によって変わる場合があるため、現地表示または公式情報を確認してください。
無料駐車場はある?観光利用は有料駐車場が基本
結論から言うと、大王崎灯台周辺において観光用として公式に案内される駐車場は「有料」が基本となります。
無料の駐車スペースを探して狭い路地を走り回るよりも、素直に有料駐車場に停めるのが一番の近道で安全です。有料駐車場から灯台へ向かう参道には真珠店や干物店が並んでおり、その風情ある港町の景色を歩きながら楽しむのも大王崎観光の醍醐味と言えます。
なお、地元の方の迷惑や交通トラブルの原因になるため、路地裏などへの無理な路上駐車は絶対にやめましょう。
駐車場から灯台までの徒歩ルートと歩きやすさ
大王崎観光駐車場から大王崎灯台までは、徒歩で約10分程度の距離です。(※利用する駐車場により所要時間は前後します)
- スマホでナビにする:マップ右上の「全画面表示アイコン(カギカッコ[ ]のような枠のマーク)」をタップすると、スマホのGoogleマップアプリが開き、現在地からのナビが使えます。
- 位置関係がわかる:灯台の場所はもちろん、車を停める定番駐車場や、バス・タクシーの拠点となる「鵜方駅」の位置関係まで一目で確認できます。
道中は風情ある石畳の参道や昔ながらの坂道が続きます。灯台に近づくにつれて急な坂道や石段など高低差のある場所も出てくるため、歩きやすいスニーカーなどの靴で行くことをおすすめします。
また、急な坂や段差が続くため、車椅子やベビーカーでのアクセスは非常に困難です。小さなお子様連れの場合は、ベビーカーを車に置いて抱っこ紐などを準備しておくと安心です。
大王崎灯台への行き方・アクセスガイド(車・バス・タクシー)
大王崎灯台へのアクセスは、車、公共交通機関(バス)、タクシーの3つの手段が基本となります。それぞれの行き方のポイントや注意点を、わかりやすくリストでまとめました。

各アクセスのポイントまとめ
- メインルート:伊勢自動車道「伊勢西IC」から、伊勢道路・国道167号・県道515号などを経由して約50〜60分。鳥羽・志摩方面からもアクセスしやすい立地です。
- カーナビ設定のコツ:目的地を直接「大王崎灯台」に設定すると、灯台のふもとの極端に狭い路地へ案内されて身動きが取れなくなる場合があります。安全のため、目的地は「大王崎乗用車有料駐車場」に設定することをおすすめします。
- 利用路線:近鉄志摩線「鵜方(うがた)駅」から、三重交通バスの「御座線(御座港行き)」に乗車します(乗車時間は約20分)。
- 下車バス停と所要時間:「大王崎灯台(大王埼灯台)」バス停で下車。そこから灯台までは徒歩約10分です。
- 注意点:バスの本数は限られているため、事前に三重交通の公式サイトなどで往復の時刻表や運賃を確認しておくことが必須です。
- 利用シーン:バスの時刻が合わない場合や、複数人での移動時には鵜方駅からのタクシー利用も現実的な選択肢となります。
- 注意点:料金は距離や時間帯によって変わるため、乗車前にタクシー会社や運転手へ目安を確認しておくと安心です。帰りのタクシーが捕まりにくい場合もあるため、迎車の連絡先も控えておきましょう。
大王崎灯台の料金・営業時間・所要時間と「登れる」魅力
大王崎灯台へ行くなら、事前に絶対に知っておくべき営業時間の「落とし穴」と、登れる灯台ならではの魅力があります。ここでは料金や時間といった実用情報と、観光の所要時間をスッキリと解説します。
参観料金と営業時間(正午~13時の休業に注意!)
大王崎灯台の中に入って上まで登るには、参観寄付金が必要です。
料金は中学生以上の大人が300円、小学生以下は無料となっています。(※小学生以下の参観には保護者の同伴が必要です)
- 参観時間:午前は通年9:00〜12:00です。
午後は、3月〜10月の土日等が13:00〜16:30、平日は13:00〜16:00、11月〜2月は13:00〜16:00となります。
※12:00〜13:00は休業時間です。 - 昼休業のトラップ:「12:00〜13:00」は休業時間となり、灯台の内部に入ることができません。お昼前後に到着するスケジュールを組む方は、絶対にこの時間を避けてください!
- 最終入場:参観終了時刻の15分前までに入場する必要があります。
全国に16基!「登れる灯台」の絶景と所要時間の目安

日本全国に数ある灯台の中でも、中に入って上まで登ることができる「のぼれる灯台」は、大王崎灯台を含めてわずか16基しかありません。
筆者が身近に見ている明石の「旧波門崎燈籠堂(明石港旧灯台)」は、歴史的価値は高いものの石造りのため中に入って景色を見ることはできません。だからこそ、自分の足で狭い螺旋階段を登りきり、外の踊り場に出た瞬間に広がる「太平洋の360度大パノラマ」と全身で浴びる潮風は、登れる灯台でしか味わえない圧倒的な体験価値があります。
観光の所要時間としては、灯台に登って景色を見るだけであれば約20〜30分程度が目安です。
ただし、駐車場から灯台へ続く参道での買い物(真珠や干物)や、波切の風情ある港町を歩く時間を含めると、全体で約1時間〜1時間半の所要時間をみておくと、焦らずゆっくりと大王崎の魅力を堪能できます。
大王崎灯台のロケ地・ランチ・お土産スポットまとめ

大王崎灯台の魅力は、灯台そのものだけではありません。周辺に広がるノスタルジックな港町は、歩いているだけでも映画の主人公になったかのような気分を味わえます。ここでは、散策を120%楽しむためのロケ地情報や、ランチ・お土産探しについてサクッとまとめました!
映画ゆかりの「絵かきの町」と写真スポット
大王崎周辺の波切(なきり)地区は、荒々しい断崖と美しい白亜の灯台、そして素朴な漁師町の風景が広がる「絵かきの町」として有名です。
そのノスタルジックな景観は多くの芸術家を惹きつけ、世界的巨匠である小津安二郎監督の映画『浮草』(1959年)のロケ地としても知られています。石畳の坂道や港の風景は、どこを切り取ってもSNS映えする最高の写真スポットです。

大王崎は日の出の絶景スポットとしても人気ですが、早朝は灯台の参観時間(通常9:00〜)外となります。中に入って展望台から日の出を見ることはできないため、灯台の敷地外の安全な撮影ポイントを事前にしっかり確認しておきましょう。
周辺ランチや参道の干物・真珠店(営業日に注意)
駐車場から灯台へと続く風情ある参道や周辺エリアには、伊勢志摩ならではのグルメやお土産店が並んでいます。景色を楽しみながら立ち寄るのがおすすめです。
- 名物の干物・焼き貝:参道には昔ながらの干物屋さんが点在しています。その場でイカや貝を香ばしく焼いてくれるお店もあり、食べ歩きにもぴったりです。
- 真珠アクセサリー:さすがは真珠のふるさと・伊勢志摩。参道には手頃な価格から買える真珠店もあり、旅の記念やお土産探しに最適です。
- 周辺ランチ:港町ならではの新鮮な海鮮料理や、郷土料理などを提供する飲食店が周辺にいくつかあります。
参道のお店や周辺の飲食店は、個人経営が多く不定休や早めに店じまい(15時頃など)するケースがあります。平日は特に閉まっているお店が多いため、絶対に行きたいランチやお土産屋さんがある場合は、事前に電話などで営業日時の確認が必須です。
安乗崎灯台から大王崎灯台へ行ける?志摩の灯台比較

志摩エリアを訪れたなら、大王崎灯台と同じく「登れる灯台」として有名な「安乗崎(あのりさき)灯台」の存在も気になるところです。ここでは、両者の違いやハシゴ観光のポイントをサクッと解説します!
車での移動時間とどっちがおすすめ?
結論から言うと、大王崎灯台と安乗崎灯台は車で約22分(約13km)の距離にあり、1日で両方を回る「灯台ハシゴ観光」が十分に可能です。
「どっちに行くべき?」と迷う方のために、それぞれの特徴を比較表にまとめました。
| 大王崎灯台(だいおうさき) | 安乗崎灯台(あのりさき) |
|---|---|
| 【形】王道の丸型(円柱) | 【形】全国的にも珍しい四角形 |
| 【周辺環境】ノスタルジックな港町 | 【周辺環境】広々とした開放的な芝生公園 |
| 【楽しみ方】映画のロケ地巡りや、参道での干物・真珠などの買い物が楽しい。 | 【楽しみ方】芝生でのんびり海を眺めたり、併設のカフェでくつろぐのに最適。 |
- 活気ある港町歩きを楽しみたいなら「大王崎」、静かに海と芝生に癒されたいなら「安乗崎」がおすすめです。
- 距離が近いため、「午前中に安乗崎灯台の芝生でリフレッシュ → お昼ご飯を食べて移動 → 午後に大王崎灯台で参道歩きと絶景」といったハシゴルートを組むと、志摩の海を120%満喫できます!
三重県志摩市、志摩半島の的矢湾入り口に位置する安乗埼灯台(あのりさきとうだい)。 日本でも珍しい「四角い形」の白亜の灯台として知られ、志摩を代表する観光スポットのひとつです。 そしてこの灯台のすぐそばには、地元志摩の伝統食材「きんこ芋」を使ったスイーツが楽しめる「きんこ芋工房上田商店 灯台カフェ...
大王崎灯台観光のよくある質問
大王崎灯台へ行く前に知っておきたい疑問をQ&A形式でまとめました。サクッと確認して、観光の準備にお役立てください!
大王埼灯台の入場料はいくらですか?
大王崎灯台に無料駐車場はありますか?
大王崎観光駐車場などの料金は、時期やシーズンにより変動する場合があるため、現地での表示等をご確認ください。道幅が狭い場所も多いため、周辺での無理な路上駐車は絶対にやめましょう。
大王崎灯台へバスで行けますか?
近鉄志摩線の「鵜方駅」から三重交通バス(御座線)に乗車し、最寄りの「大王崎灯台(大王埼灯台)」バス停で下車します。バス停から灯台までは徒歩約10分です。
大王崎灯台の所要時間はどれくらいですか?
参道での干物や真珠のお買い物、絵描きの町(波切地区)の周辺散策を含めると、全体で約60〜90分みておくとゆっくり楽しめます。
大王崎灯台と安乗崎灯台は両方回れますか?
大王崎灯台と安乗崎灯台は車で約25〜30分ほどの距離にあるため、1日あれば志摩の2大「登れる灯台」をハシゴして満喫することができます。
まとめ|大王崎灯台は駐車場・行き方を確認して楽しみたい志摩の登れる灯台
大王崎灯台は、全国でも数少ない「登れる灯台」として、そして「絵描きの町」のシンボルとして、伊勢志摩観光で絶対に外せない大人気スポットです。
道中のノスタルジックな参道歩きから、狭い螺旋階段を登りきった先の太平洋の大パノラマまで、ここでしか味わえない感動体験が待っています。
ただし、灯台周辺の道は狭く駐車場から少し歩く点や、「お昼の休業時間(12:00〜13:00)」という大きなトラップがある点には要注意です!
お出かけ前には、必ず公式サイトなどで最新の営業時間や参観料金、お休みの情報をチェックしておくことを強くおすすめします。
事前の準備とスケジュール調整をしっかり整えて、大王崎の海風を感じる最高の灯台めぐりを楽しんできてください!














