価格帯：2名16000円
総合評価： (4 / 5) 風呂： (4 / 5) 食事： (4.2 / 5) 部屋： (3.8 / 5) サービス： (4.1 / 5) 立地： (4 / 5) 設備： (3.8 / 5) 黒部峡谷の紅葉シーズンに向けて
黒部の奥座敷、宇奈月温泉には約10館ほどの旅館が現在運営しているが宇奈月温泉街からやや離れた場所に位置している旅館がホテル黒部。
黒部峡谷鉄道駅よりもさらに山手に向かって細い道を行き止まりまで進んで行くとこの旅館が待ち構えている。回りの旅館からはその姿を見られることがないため、お忍びで訪れる人も多いとか。一方、山手にあるというアドバンテージを活かして黒部川の対岸を走るトロッコ列車に接客係がお手振りをするというサービスを行っている。こうしたアットホームな雰囲気は館内でも随所に見られ働くスタッフのおもてなしが施設の古さを忘れさせてくれる。
温泉は美人の湯で知られる単純アルカリ泉で肌がつるつるぬり特に女性には好評である。また食事も富山湾の旬の魚介類を中心に季節に応じた地のものを出してくれる。朝は宇奈月ダムが見えるレストランで和定食。その他、釣りバカ日誌13のロケが行われたり、今年黒部市で開催されたももクロ春の一大事のイベント期間には多くのモノノフたちが宿泊しただけにとどまらず、ももクロ自身もこの宿に泊まったとかそうでないとか。話題に事欠かない旅館であることは間違いない。