価格帯：2名26,000円
総合評価： (5 / 5) 風呂： (4 / 5) 食事： (4.5 / 5) 部屋： (4.5 / 5) サービス： (4.5 / 5) 立地： (5 / 5) 設備： (5 / 5) 明治維新の志士ゆかりの宿です。
山口県山口市の繁華街にある出湯です。歴史のある温泉で白狐が発見したという伝説があり、中世は大内氏一族の城下町として栄えました。詩人、中原中也の故郷でもあります。大小３０軒の旅館があるようですが、この松田屋を選んだのは「維新の志士ゆかりの宿」であったためです。広い敷地内に維新の志士ゆかりの建物や石碑があり、館内にも展示資料館があります。歴史、特に維新史が好きな方には、かなりお勧めの宿です。
大浴場は朝夜の２回入りましたが、肌がしっとりとして、わずか２回でキメが整ったような感じがしました。特に「白狐の湯」や、坂本竜馬の妻おりょうの湯は、特に美肌効果が高いようです。
夕食は「海鮮」がメインでした。同じ山口県下関産の「ふぐ刺し」は、新鮮で、都心では食べられないくらいのボリュームがあったのですが、上品な盛り付けで見た目でも楽しめる料理でした。すぐ目の前は比較的、交通量のある通りだったのですが、一歩、敷地内に入ると静寂が広がって、何とも言えない世界観を持ったお宿でした。