こけしのふる里の鳴子温泉、様々な異なる泉質を楽しめる宿のご紹介
鳴子温泉は奥羽三名湯の1つとしても知られていて、鳴子温泉郷の中心の温泉地です。
大型ホテル、旅館の他にも湯治宿など様々なタイプの宿があります。
鳴子温泉には様々な泉質の天然温泉が湧いていて、旅館によって泉質が異なりますので、自分のお気に入りの泉質を見つけて楽しんでみてください。
「下駄も鳴子」というキャッチフレーズを打ち出していて、下駄履きで温泉街を歩いて巡るのをおすすめしています。
各宿泊先で下駄の貸出や観光案内所でも貸出をしているので、ぜひ借りて下駄で町歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
こけしのふるさととしても有名な場所で、街の随所で店や工房を見かけることができます。またこけしを作る技術を応用した木工細工を扱うお店も多く存在するので、ぜひこけしや木工細工にも目を向けてみて下さいね。
鳴子温泉の歴史
鳴子温泉の歴史は古く、承和二年(835年)に潟山が大爆発したことにより熱湯が噴出したことが始まりといわれています。
鳴子温泉郷は、374本の源泉が湧いており出湯は国内第一で多彩な泉質と効能が豊かな名湯が揃っています。
源義経と郷御前の子供が産まれた際、産湯に使われたことで「啼き子(なきこ)」と呼ばれ、それが転じ「鳴子」となったとも伝えられています。
2007年には「旅の手帖」で青春18きっぷで行く温泉番付で東の横綱に認定されています。
おすすめの鳴子温泉宿5選
名湯の湯 鳴子ホテル
創業140年以上の湯治文化を伝承する、老舗の温泉宿です。彩り豊かで、様々な色に変化するかけ流しの湯には異なる3種類の源泉があるので、泉質の異なる温泉を楽しむ事ができます。
夕食は料理長が腕を振るうひとつひとつ丁寧に作り上げるお料理をオープンキッチンの「みちのくバイキング」で頂く事ができます。
会席料理もあるので、温泉の後にゆっくりお食事を楽しむ事ができます。
#鳴子温泉 鳴子ホテル
一番大好きな温泉♨️貴乃花と若乃花達の手形あるよ。
浴衣がこけしだよ。
お湯は最高。料理最高です。源義経と郷御前の子供の産湯に使われたことから「啼き子(なきこ)」と呼ばれ、それが転じて「鳴子(なるこ)」となったという伝承がある名湯だよ☺️ pic.twitter.com/lk5CTYFY9b
— スレンバン (@k234026k) August 9, 2019
鳴子温泉 湯元吉祥
大浴場、露天風呂から貸切風呂まで贅沢なかけ流しの温泉を楽しむ事ができます。
泉質は「低張性アルカリ性高温泉」「アルカリ性」でクレンジング効果が期待され、美肌の湯として人気があります。
こちらでは4つの貸切風呂があり、全てが無料で楽しめるので旅の思い出に貸切風呂で温泉を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
今年も来ました鳴子温泉 湯元 吉祥\(^_^)/ pic.twitter.com/XkgQGWDGwa
— ☆もりやす (@marumarumoriyas) February 20, 2018
大人の隠れ家 鳴子風雅
大人のための隠れ家をコンセプトにゆっくり寛げる空間が楽しめます。
ゆったりとした品のあるラウンジに、部屋は24部屋とこじんまりした空間でのんびり過ごす事ができます。
ライブキッチンより提供されるステーキを中心とした創作和食会席で五感を使ってお食事を楽しむ事ができます。
源泉かけ流しの硫黄の湯が楽しめ、日頃の疲れを癒す事ができます。
\ 編集部おすすめ宿 pick up /
自然豊かな鳴子温泉郷にひっそりと佇む大人の隠れ家🌿
【鳴子風雅 ( ナルコフウガ )】
▶https://t.co/jej8BD8Ex4#こんな時こそ #エア旅行 #エア宿泊 #東北編 #宮城 #鳴子温泉 pic.twitter.com/D0oqGL6pVp— 旅色-tabiiro- (@tabiiro) March 20, 2020
大江戸温泉物語 鳴子温泉 ますや
大浴場と露天風呂からは鳴子温泉の山河を一望する事ができます。硫黄の香りが楽しめる天然源泉のかけ流しが楽しめます。
そして大江戸温泉物語といえばお食事です。数々の品が綺麗に並び、ライブキッチンで作りたての美味しいお食事や冷たいデザートまで大満足の量が並びます。
家族ではもちろん友人との旅行や1人旅まで様々な人に楽しんでもらえる宿です。
大江戸温泉物語鳴子温泉幸雲閣、ますや行きたい。 pic.twitter.com/OZ8yVCNhO1
— おーのー (@yusyakun08) October 13, 2016
ホテル亀屋
鳴子の山々に囲まれた場所にあり、鳴子の四季折々の変化を眺めながら入れる展望大浴場が魅力的です。
こちらでは鳴子でも希少価値の高い泉質の「黒湯」があり、地域でも珍しい独特な香りが楽しめます。皮膚の脂肪、分泌物を乳化し洗い流す美人の湯として人気です。
お食事は海と山の旬の食材を使っています。仙台名物牛タンやきりたんぽなど豪華な品々が並びます。
鳴子温泉 ホテル亀屋
浴室の扉を開けた瞬間
香るアブラ臭
薄い黒褐色のにごり湯は
ぬるめでゆっくり浸かれます
しあわせのため息( ^^)ハァー pic.twitter.com/MdfgEfX7T2— はよ (@hayo_dayo) February 24, 2020
鳴子温泉観光のおすすめモデルコース5選
宮城県の鳴子温泉は、奥州三名湯に数えられる温泉です。
鳴子温泉観光のおすすめモデルコースは、まずは温泉街を散策です。
芭蕉の足跡をたどり、趣のある城下町や豊かな自然の残るみちのくを巡る観光旅行を満喫できます。また、列車好きの方へは、リゾート列車もおすすめです。
近代的なホテルや大型旅館が建ち並んでいる鳴子温泉の由来は、承和4年に鳴子山が爆発した時に熱湯が轟音をあげて噴出したことで鳴郷の湯と名付けられたとされています。
潟沼
潟沼は、世界でも有数の強酸性といわれる、鳴子火山群の噴火によってできたカルデラ湖です。
潟沼にはボートや遊歩道も整備され、潟沼の湖面は、日々の天気によってさまざまな色に変化します。色づいた木々が湖面に映る潟沼の紅葉期は、特にお勧めです。
潟沼は行くまでも綺麗。温泉の匂い pic.twitter.com/A2FWJ6BbIc
— こけし女子 (@kokeshijoshi) November 17, 2019
掲載ページアドレス:潟沼
住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元地内
旧有備館および庭園
代宗敏の頃に建てられた建物で、江戸時代には岩出山伊達家の下屋敷や隠居所でした。そして後に学問所として使用されました。
この庭園は、国の史跡名勝に指定されている庭園で仙台の茶人石州流三代清水道竿の作庭と伝えられている回遊式池泉庭園です。
宮城県大崎市岩出山
『旧有備館および庭園』有備館の建物の周りが工事中ですが、紅葉もまだ楽しめてとても綺麗でした🍁 pic.twitter.com/BeFDKzSe1s
— おっちスタッフ📎❤︎ (@occhistaff) November 13, 2018
掲載ページアドレス:旧有備館および庭園
住所:宮城県大崎市岩出山字上川原町6
岩出山城跡(城山公園)
岩出山城跡(城山公園)は、人々の憩いの場となっている公園です。
室町時代には岩手沢城といわれその後、天正19年(1591年)に伊達政宗が岩手沢を岩出山と改名しまし、12年間、居城としました。アクセスは、JR陸羽東線の有備館駅から徒歩10分程度です。
宮城県大崎市にあります伊達政宗公の青年期の居城でありました岩出山城跡「城山公園」の桜です 伊達政宗公平和像も満開の桜にかこまれておりました #桜 pic.twitter.com/NGgBhcX94J
— ねこまさむね【公式】 (@nekomasamunecom) April 22, 2019
掲載ページアドレス:岩出山城跡(城山公園)
住所:宮城県大崎市岩出山字城山42-2
竹工芸館
竹工芸館は、しの竹細工の伝承と普及のための施設です。
しの竹細工とは、江戸時代から伝わる岩出山の伝統工芸で、竹工芸館では、柔軟で弾力があるしの竹を活用した竹製品の製作実演などが見学でき、竹とんぼや一輪挿しなどの製作体験(要予約)もできます。
展示は竹製品だけでなく、ガラス、陶器などと組み合わせた様々な作品が紹介されています。
竹工芸館♪( ´▽`)#岩出山 pic.twitter.com/QG2sJUWNi2
— ユウゴ (@kitakankumakuma) April 29, 2016
住所:宮城県大崎市岩出山字二ノ構115
学問の道
宮城県の学問の道は、旧有備館裏手から内川に沿って整備された、親水広場やポケットパーク、人道橋などが設置されている遊歩道です。
この学問の道は、内川の景観をよく生かした遊歩道で、その内川の岸辺には樹木が茂り、水と緑の憩いの場となっており人気の散策路のひとつとなっています。学問の道へのアクセスは、JR陸羽東線「有備館駅」から徒歩5分ほどです。
掲載ページアドレス:学問の道
住所:宮城県大崎市岩出山字上川原町~下川原
鳴子温泉までのアクセス情報
東京から宮城県の鳴子温泉までのアクセス。
飛行機なら仙台空港、山形空港着が便利です。(東京から約1時間 8,980円 仙台空港)(約1時間 9,090円 山形空港着)
新幹線や電車なら鳴子温泉駅着からのルートが便利です。(約2時間49分 12,310円 鳴子温泉駅)
高速バスなら宮城県古川駅着が便利です。(古川駅着 約7時間3分 8,100円)
お車でお越しの場合
東北自動車道・古川 I.C. から 47 号線(35分)
山形方面から尾花沢より(50分)
秋田方面から 108 号線雄勝より(50分)
鳴子温泉に行く場合の注意点
鳴子温泉は、宮城県の北西部の国道47号線沿いにある温泉街です。
住所は宮城県ですが、位置的に見ると、山形県の新庄市のほうが、宮城県の県庁所在地である仙台市よりも近い位置にあります。具体的には、仙台市までは80kmですが、鳴子温泉から山形県新庄市までは約50kmです。
もし、鳴子峡へ行く場合は鳴子温泉から10分ほどで、国道47号線一本道ですが、鳴子温泉駅周辺は道が狭く入り組んでいるので走行の際は注意が必要です。
まとめ
鳴子温泉は泉質が多いのが特徴です。
ホテル、旅館によって全然違ったお湯が楽しめるので宿泊とは別に湯巡りで沢山お湯を堪能するのがおすすめです。
黒湯があるのは珍しく、あまり嗅ぎ慣れた温泉ではないかもしれませんがぜひ一度体験してほしい温泉です。
ゆっくりと1日湯巡りしたあとは、海の幸と山の幸をふんだんに使った美味しい食事をお腹いっぱい堪能して下さいね。
1日では回りきれない程良い温泉・宿があるので2泊以上で来てみてはいかがでしょうか。