夕暮れ時、眼下に広がる日本海と沈みゆく夕日に心奪われるひと時を
山形県鶴岡市は庄内砂丘の南端沿い、日本海沿いに高々とそびえ立つ建物で宿泊所が軒を連ねる温泉街です。
宿からすぐの所にある湯野浜海水浴場は山形県内では定番のスポットとなっており、海水浴客に加えて、ウィンドサーフィンや水上バイクなどの様々なマリンスポーツを楽しむ家族づれやグループなとで毎年賑わいを見せています。
海水浴場では、夕暮れ時になると海に沈む幻想的な夕日も見ものです。
お食事は、日本海と庄内平野より海の幸山の幸が揃い、春は竹の子、夏はだだちゃ豆、冬ら寒ダラと一年を通して楽しみが待っています。 温泉街から南に向かうと、城下町・鶴岡が残っており、あの有名な藤沢周平文学のモデルとなりました。江戸時代の風景がほぼそのまま残されているので一見の価値ありです。
湯野浜温泉泉の歴史
湯野浜温泉には源泉が見つかった頃の言い伝えが残されています。
西暦1053年~1058年頃、砂浜には一匹の大きな海亀がいました。その海亀は傷を負っており、そこに湧き出す温泉で傷を癒しているのを村人が見て源泉に気付いたとのお話です。
その昔、「亀の湯」いわれており、人々が賑わう温泉として親しまれていました。
現在は共同浴場はが2カ所あり、湯野浜海岸沿いに「上区共同浴場」と、昔温泉街と鶴岡市街の間を走っていた旧湯野浜線の駅舎跡地に建てられているのが「下区共同浴場」となっております。
おすすめの湯野浜温泉宿5選
華夕美 日本海
今日から一泊二日で山形県鶴岡市にある華夕美日本海に来ました!
途中雪やばかったけど無事着けてよかった😊
部屋から日本海一望できるしいい感じ‼️ pic.twitter.com/uxBGXs45pc
— 石川 雅幸 (@masayan19880629) December 31, 2019
こちらの温泉には松林に囲まれ「森林浴」が魅力の露天風呂があります。その他、日本海、鳥海山それぞれを眺められる浴場も用意されています。
お部屋は雄大な日本海が一望できるオーシャンビューと、3千万本ともいわれる風情ある黒松林を眺められるお部屋もあり、どちらも景観を楽しみつつゆったりとした時間を過ごせます。
お料理も地元の豊かな食材をメインに、バイキングから食にこだわる会席料理まで幅広い需要に応えてくれます。
海辺の宿 福住
すべてのお部屋から日本海が一望できる眺望がお約束されているお宿です。
地元で採れる旬の食材をふんだんに使い、料理長が腕を振るう会席料理が楽しめます。夕食朝食どちらも、最近では貴重なお部屋でのご用意となります。展望大浴場からは、開放感溢れる日本海が一望でき、四季折々の風景を楽しめます。沈む夕日は一度目にすると忘れられない物になります。
異なる3種類の温泉浴場は、贅沢な100%源泉かけ流しとなっており上質な温泉です。日本海の雄大な夕陽と潮風を感じる特別な休息が楽しめます。
鶴岡 湯野浜の海辺の宿福住さんへ。9千弱のコースにしたけど、朝夕食ともに部屋食でゆっくりだったし、部屋から見える夕日も綺麗だし、温泉も気持ちえがった。 pic.twitter.com/L3E6fiHIuz
— たくま(もりぞう) (@mori919kuma) March 22, 2020
ホテル満光園
山形 ホテル満光園 pic.twitter.com/H7kC8PMh4V
— Sana (@erumes65) October 6, 2015
こちらではお食事処で囲炉裏の優しいぬくもりがお出迎えしてくれます。地元の豊かな食材に工夫を凝らした料理をいただき、炭火で串刺しにしたお魚を焼くのはとても貴重な体験となりお好みで会席料理も選べます。
露天風呂はなんと映画の撮影にも使われる程のロケーションです。美しい庭園と日本海に沈む夕日を望みながら優雅なひとときをお過ごしください。
美しい夕日と旬の味わい 竹屋ホテル
こちらの自慢はとれたて新鮮なお魚を、目の前で焼き上げ出来立てあつあつで食べられる名物浜焼きと鯛の兜揚げです。どちらも目でも楽しめ、深い味わいを感じられる絶品です。
露天風呂では潮騒を聞きながら、日本海に沈む夕陽に感動の景色が待っています。女性に嬉しいアロマテラピー効果が期待されるミストサウナでは岩盤浴も楽しめます。
鶴岡旬御膳を竹屋ホテルさんでいただき。昼食、風呂付きで3.000円はやすい! pic.twitter.com/jsq20uIjzl
— 松浦園芸 (@matsuur46099168) February 18, 2018
ホテルテトラリゾート 鶴岡
地産地消をコンセプトとして食材をふんだんに使用されたお料理が楽しめます。地酒も置かれており、地元の郷土料理で、山形の文化に触れてみてください。
24時間入浴可能な天然温泉大浴場と露天風呂も嬉しいポイントです。露天風呂では晴れた日に満点の星空が広がります。
繁忙期でも比較的お手頃に宿泊できるプランがあります。3世代家族旅行も可能な大きなお部屋も用意されています。お子様向けのお料理も充実しています。
湯野浜温泉観光のおすすめモデルコース5選
庄内砂丘→鶴岡市立加茂水族館→足湯カフェ Chitto Motche(チットモッシェ)→鶴岡市立 藤沢周平記念館→羽黒山
ホテルを出発し海岸砂浜を歩きつつ水族館へ。そのあとは海岸線を少し車を走らせるとおしゃれな足湯のカフェを堪能できます。
それから鶴岡市内の情緒あふれる鶴岡公園を散策しながら資料館を見つつ、最後は自然に触れながら国宝や森林浴を楽しみましょう。タイミングが合えば、リスなどの野生動物とも遭遇できるかもしれません。
鶴岡市立加茂水族館
クラゲの水族館といえば聞いたこともある人も多いのではないでしょうか?普通の水族館と違い、ここの水族館の後半半分はクラゲクラゲまたクラゲといろんな種類のクラゲたちが見ることができます。その様はプラネタリウムならぬクラネタリウムともいわれ、見るものを魅了します。
他にもクラゲアイスやクラゲラーメンなどもあり、食事を楽しむことができます。
ボーっとしたい時もありますよね
クラゲだもの#Twitterで楽しむ水族館 pic.twitter.com/uarwuFnMOO
— 鶴岡市立加茂水族館 (@JELLYFISHAQ) April 3, 2020
掲載ページアドレス:鶴岡市立加茂水族館
住所:山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
鶴岡市立 藤沢周平記念館
言わずと知れた山形県鶴岡市を代表とする作家、藤沢周平の記念館です。資料の展示をはじめ定期的に企画展やアナウンサーによる朗読会のイベントなども行われています。
アナウンサーによる朗読は、地元のラジオでも時折聞くことができます。
鶴ヶ岡城の跡である鶴岡公園の円内にあり、春には桜が咲き乱れ春夏秋冬色々なお祭りも開催されており屋台などがでているときもあります。
企画展『藤沢周平と米沢』 鶴岡市立藤沢周平記念館 みてきました。 pic.twitter.com/8vAE1MaTJL
— Taketoshi_T (@t_express) October 27, 2019
掲載ページアドレス:鶴岡市立 藤沢周平記念館
住所:山形県鶴岡市馬場町4-6 鶴岡公園内
庄内砂丘
日本三大砂丘の一つともいわれており、日本海に面している砂丘です。開湯1000年ともいわれる湯浜温泉街に面しており、ホテルの窓からはきれいなオーシャンビューとしてみることができますし、夏場には海水浴などでにぎわっている場所です。
冬場は冬場で荒々しい日本海を見るのも風情があり、場合によっては海の潮が飛ばされてくる潮の花も見ることもできます。
グラベルライドしたい。(*´-`)
庄内砂丘ライド行こうかな…。(*´ω`*) pic.twitter.com/xkUJLeTAKy— のりたま (@noritama_z) November 21, 2019
掲載ページアドレス:庄内砂丘
住所:山形県鶴岡市湯野浜
足湯カフェ Chitto Motche(チットモッシェ)
こちらの方言でちょっとおもしろいという意味のちっともっしぇが由来となっている足湯もあるカフェです。
カレーやステーキパスタまでもあり、スイーツも充実していてカフェだけでも大満足できる場所になっています。足湯をメインに楽しみたい方はちょっと手にもてるスイーツや飲み物を買って、味わいながら足湯につかるのがよいでしょう。
今回の目的地😊💓
以前から気になっていた
あつみ温泉にある
足湯カフェ
Chitto Motche
(チットモッシェ)🍰☕️🍝実家のある
村上市内から新潟市内に
行くのと同じ距離、時間で
湯温海に来ることが
できるエリアです☺️✨温海川を眺めながら
ハニートースト
バナナチョコ(//∇//)#山形県 #鶴岡市 pic.twitter.com/qNpA1MEw3v— 佐藤 亜紀(Aki Sato) (@aachan225) October 6, 2019
掲載ページアドレス:足湯カフェ Chitto Motche(チットモッシェ)
住所:山形県鶴岡市湯温海甲170
羽黒山
出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称で、古くから山岳修験の山として知られています。その中でも羽黒山は出羽三山の中でも一番の観光スポットになっています。
中でも国宝である五重塔がお勧めで大木の杉たちに囲まれてそびえたつ五重塔は何とも言えない神々しさを感じてしまいます。平将門が建立がされたといわれており、県内のパワースポットの1つです。
国宝、羽黒山五重塔です。
150年ぶりの御開帳中です。
天気が良くて、黄金色に
輝いていました。#羽黒山五重塔 #御開帳#杮葺き #国宝 pic.twitter.com/gXTfNbfvE6— sanko hironzai (@sanko_hironzai) May 3, 2019
掲載ページアドレス:羽黒山
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向
湯野浜温泉に行く場合の注意点
鶴岡駅からバスで40分ほどかかり、インターからも15分ほどかかるため、あまり交通の便が良いところにあるとは言えず、すこしたどり着くまで迷ってしまうことがあるかもしれません。
施設もピンキリでありしっかりとした宿でおいしいものを食べたい場合はしっかりと選んだほうがよいでしょう。
夏場は海がにぎわいますが、庄内地方で一番繁盛する海水浴場となるためトラブルも多いです。貴重品の管理などトラブルを避けるためにも気を付けましょう。
湯野浜温泉までのアクセス情報
公共交通機関
公共交通機関で鶴岡駅からバスで40分程度かかります。
駅から遠いのが難点ですが、宿泊施設からの送迎なども出ており、団体の場合はそちらを利用するのがよいでしょう。
お車でお越しの方
鶴岡ICから15分程度かかります。
なかなか目印も少なかったりするため、迷うことがあるかもしれないので事前の地図の確認やカーナビゲーションの活用をするのがよいと思います。
飛行機でのお越しの方
山形空港の場合そこから高速バスで鶴岡方面へバスを乗り継ぎます。
庄内空港の場合そこからバスで乗り継ぎます。庄内空港の近くにはレンタカーもあります。
まとめ
二箇所ある共同浴場では地元の方でも賑わっており、田舎ならではの温かい雰囲気に包まれています。地元の方と交流を深めてみるのもいかがでしょうか。
飲泉所で温泉を飲んでみるのもいい思い出になりそうですね。
湯野浜温泉街は決して煌びやかとは言えませんが、昔ながらの形を残している風情漂う温泉街です。日常から離れ時間を気にせず浜辺でのんびりと夕日を眺めるというのは贅沢な瞬間になりそうです。